起業後の素朴な疑問について vol3/大原税理士事務所@福岡市
先日創業間もない方たちと打ち合わせをしていて、議題に上がったことを2つ紹介させて頂きたいと思います。1つ目はある個人事業を営んでいた方が法人成りしたパターンでした。
会社を創業して間もないため、法人名義のクレジットカードを作成していなく、経費を社長個人のクレジットカードで支払っているようです。その経理処理について頭を悩ませているようでした。実務上、こういう場合には、相手勘定 短期借入金もしくは代表者借入金と体に浸み込んでいます。会社のお金を社長が立替えるという事は実務上よくある事だと思いますので、こちらで1つ目として紹介させていただきました。
2つ目は、巷では資本金を引き出したらいけないという噂が流れているようです。会社設立して資本金500万円でしたら500万円預金口座に入金すると思うのですが、その500万円を口座の中にずーっとプールしとかないといけない、または決算の時には少なくとも500万円を口座に戻しとかないといけないというルールがあるのか尋ねられました。確か人材派遣業は許可制になっており資本金2000万円、自己資金要件2000万円あったと思うのですが、それとごっちゃになっているようです。一般企業は、資本金にそのような制約はないと思います。
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