起業後の素朴な疑問について vol3/大原税理士事務所@福岡市

 先日創業間もない方たちと打ち合わせをしていて、議題に上がったことを2つ紹介させて頂きたいと思います。1つ目はある個人事業を営んでいた方が法人成りしたパターンでした。

会社を創業して間もないため、法人名義のクレジットカードを作成していなく、経費を社長個人のクレジットカードで支払っているようです。その経理処理について頭を悩ませているようでした。実務上、こういう場合には、相手勘定 短期借入金もしくは代表者借入金と体に浸み込んでいます。会社のお金を社長が立替えるという事は実務上よくある事だと思いますので、こちらで1つ目として紹介させていただきました。

 2つ目は、巷では資本金を引き出したらいけないという噂が流れているようです。会社設立して資本金500万円でしたら500万円預金口座に入金すると思うのですが、その500万円を口座の中にずーっとプールしとかないといけない、または決算の時には少なくとも500万円を口座に戻しとかないといけないというルールがあるのか尋ねられました。確か人材派遣業は許可制になっており資本金2000万円、自己資金要件2000万円あったと思うのですが、それとごっちゃになっているようです。一般企業は、資本金にそのような制約はないと思います。


下和田税理士事務所

当所は昭和45年に初代税理士 朱雀政市が税務署退任後開業し、半世紀にわたり福岡市中央区長浜で地元福岡の中小企業の皆様と共に歩んできた老舗税理士事務所です。 令和2年に節目の創業50年を無事に迎えることができました。 最新の税務情報等お届け致します^_^長浜事務所にて税理士による税に関する初回無料相談(2時間まで)承り中!!

0コメント

  • 1000 / 1000